26歳6カ月の最年少優勝を飾った22年以来、2年ぶり2度目のチャンピオン・カーニバル優勝を狙う青柳優馬(28)が、圧倒的なパワーを誇るデイビーボーイ・スミスJr.(38)に“死んだふり作戦”で作戦勝ちした。

青柳優はスミスJr.に徹底的に痛めつけられたが、立ち上がってまた技をかけられそうになると、再度ダウン。マットに寝てしまえば、それ以上のダメージを食らうことはなく、逆に一瞬のスキをついた。15分38秒、スミスJr.がブルドックボムの体勢に入ったところを回転エビ固めで切り返して3カウントを奪った。

青柳優はバックステージに現れるなり「作戦勝ち! デイビーボーイ・スミスに作戦勝ちだ。初戦にしてはだいぶダメージを負ってしまったけど、良い勝ち方したんじゃないか。もうこれ優勝だろ。もう優勝トロフィー俺のものだ。ほぼ俺のものだ」と優勝宣言だ。

続けて「次だ。初戦良い感じでスタート切ったから。次、誰だ? 黒潮TOKYOジャパンか」と話すと、「恋が走り出したら~」と、黒潮の入場曲「HELLO」(福山雅治)を歌い出し、「サクッと勝ってやる!」と力を込めた。