日本王者VSアジア王者のノンタイトル戦は日本スーパーフェザー級王者奈良井翼(25=RK蒲田)が制した。WBOアジア・パシフィック同級王者渡邊海(22=ライオンズ)との60・0キロ契約体重10回戦に臨み、2-1(94-96、96-94×2)の判定勝ちで制した。奈良井は「渡邊選手が強敵と分かっていた。ギリギリやったですけど勝ててうれしかった」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。
初回からワンツーでリズムをつかむと3回には左フックでよろめかせた。渡邊の右アッパー、中間距離からの右ストレートを浴びて追い上げられたものの、有効打で上回って王者対決を制した。奈良井は「KOしたかったけれど(相手が)うまくていけなかった。最初は良いのがあたってぐらつかせたけれど、うまくて盛り返してきた。距離を取られた。攻めようと思ったが攻められなかった」と反省も忘れなかった。
25年初戦を制し、奈良井は最強挑戦者を迎えるチャンピオンカーニバルを見据えた。前王者で同級1位の原優奈(30=真正)との24年4月以来となる再戦となる。奈良井は「今日の内容では世界と言えない。春先は日本王座の防衛戦がある。そっちにしっかりと集中していきたい」と気合を入れ直した。

