ボクシング世界フライ級王座統一戦の前日計量が12日、都内で行われた。

WBC王者・寺地拳四朗(33=BMB)はリミットを200グラム下回る50・6キロ、WBA王者ユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)は50・7キロでともに一発パスした。

ライトフライ級で2団体を統一している寺地は、減量も余裕だった。「思ったよりアンダーでしたね。普通に落とせた。昨日もごはん200グラム食べられたし、いつもより余裕だった」と笑顔で話した。

一方のユーリ阿久井も「(減量は)うまくいきましたね」と手ごたえ十分。対面した寺地の印象を「体はあまり見てないけど、いい仕上がりじゃないですか。試合の感じは出ている」と表現した。

統一戦後について、寺地は「勝ってから考えたい」。ライトフライ級では4団体統一へのこだわりがあったが、「今はそんなにないです」と言い、「強い相手とやりたい」。階級を上げての3階級制覇も視野に入れている。

ユーリ阿久井は「ベルトをまとめたい気持ちはあるけど、筋肉がついてきて減量がしんどくなってきた。(階級を)上げたいなと思っている」。2団体統一のビッグマッチを制した後の目標に2階級制覇を掲げた。【実藤健一】