日本スーパーバンタム級5位の福井勝也(29=帝拳)が再起2連勝を飾った。フィリピン・フェザー級14位ジェニベルト・バンタイ(フィリピン)とのスーパーバンタム級8回戦に臨み、4回1分30秒、TKO勝利。左ボディー連打で効かせると、同回にロープ際まで追い込み、右ストレートでとどめを刺した。

福井は「背中を打つようなイメージで巻いて(わき腹を)打ったら、相手から嫌がる声が出た。ボディーは効いていなかったらあんなに下がらない。もう1段階、今ならいける瞬間をつくろうと思った」と振り返った。

バンタイが階級が上となるフェザー級やスーパーフェザー級でも戦っており、カウンターパンチ1発で倒す試合も動画でチェックしていた。福井は「入る時にあの1発は危ないとガードした。上の階級でも倒せるタイミングを持っていると思っていた」と慎重に組み立て、仕留めきった。10点満点中6点と自己採点し「まだ(小山和博)トレーナーから守りも攻めもリズムの取り方が悪いと言われる。守りながら攻めるイメージですね」と口にした。

昨年4月、石井渡士也との日本同級王座決定戦で敗れてから、再起2連勝となった。福井は「悔しい気持ちは毎日ある。いつ(チャンスが)来るかは分からないので、いける時にいけるように常に最高の状態でいたい。チャンピオンになるのは目標なんですけど、応援して良かったと思われるような選手になれるように。ボクシングだけでなく人間的にも成長していければ」と決意を新たにした。