プロボクシングWBA世界ミニマム級王者の松本流星(27=帝拳)が、仕切り直しの日本人対決で「別格」を証明して統一戦を実現させる。同級4位の高田勇仁(27=ライオンズ)との初防衛戦(15日、横浜BUNTAI)を控えた14日、横浜市内で計量に臨み、挑戦者とともに47・5キロでクリア。「他の団体(のベルト)も狙っていきたいので、日本人の中でずぬけているという終わり方をしたい」と圧勝を宣言した。
昨年9月の同級王座決定戦(名古屋)で高田に5回負傷判定勝ちを収めて、プロ7戦目で世界王座を獲得したが、偶然のバッティングで相手が続行不能となっての負傷判定という消化不良の内容だったため、ダイレクトリマッチが決まった。「世界のベルトを持っているので世界の強豪と戦いたかったが、また同じ相手。自分がもう1つ上のステージに行けていないという悔しさがある」と松本は本音を吐露した。
それだけに今回は格の違いを見せつけての完勝を自分に課している。計量後に高田が「(前回の試合で)サウスポー(松本)に慣れた」と語ったが、松本は逆にこれを「自分に有利」とこう分析する。「高田は前回距離をつぶせなかった(踏み込めなかった)。自分はつぶれるのを待っていて、その対策をしてきた。(相手がサウスポーに)慣れたことで今回は距離が近くなる。向こうのパンチも当たるもしれないが、自分はより当たる」。
半年前からさらなる成長も実感している。「昨年の9月より体重が削れて、筋肉量も残せてけっこういい淡々と自分の仕事をやるだけ」。完全決着へ準備は万全に整っている。

