「力士運動会」が復活する!? 大相撲の力士会が28日、東京・両国国技館内で行われ、会長の横綱白鵬(30=宮城野)が参加した関取衆に「運動会を開催したいと思います。お願いします」と、協力を呼びかけたことが明らかになった。

 力士運動会は1908年(明41)5月に亀戸天神境内の広場で初開催され、力士会の運営では54年5月に1回目を迎えた。以来90年代まで続いたが、99年2月を最後に消滅。テレビ企画で12年に、力士対芸能人で腕相撲や大食い、歌力対決などが開かれたが、運動会とは少し趣向が異なった。

 今回は純粋な運動会の復活を願う発案。常々、復活を熱望し(1)100メートルはきついので20メートル走(2)すり足競争(3)他チームの力士をぶつかり稽古のように押しのける「障害物競走」-などの案を披露する豊ノ島は大賛成。大関琴奨菊は「短距離走に出ようかな」と笑った。