進退を懸けている横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)は、かど番の大関栃ノ心(30=春日野)を寄り切って連敗を阻止し、7勝目を挙げた。

大関高安(28=田子ノ浦)は前頭4枚目千代の国(28=九重)を押し出し、大関豪栄道(32=境川)も小結貴景勝(22=貴乃花)を押し出し、ともに1敗を守った。

大関とりのかかる関脇御嶽海(25=出羽海)は横綱白鵬(33=宮城野)に対して長い相撲に持ち込み、粘ったが最後は寄り切られて連敗で3敗目を喫した。

白鵬は全勝。横綱鶴竜(33=井筒)は前頭3枚目遠藤(27=追手風)を押し出して全勝を守った。

9日目を終えて勝ちっ放しは白鵬、鶴竜の2人となった。