前日8日目は「まわし待った」からの再開という、珍事の土俵に上がった横綱照ノ富士(30=伊勢ケ浜)が、この日は平幕の遠藤(31=追手風)に土俵際で寄り立てられたが、力でねじ伏せ7勝目。優勝争いで先頭集団を守った。
右差しで寄り立てられながら、寄り戻すと左から小手投げ気味に振って体を入れ替え、最後は粘る遠藤を強烈に押し出した。報道陣のリモート取材に応じた日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「(土俵際は)危なかった。苦戦はした」と話しつつ「体が常に動いている。不利な体勢でも止まらなかった。自分の体勢に持って行こうと、引っ張り込んで振りほどいている」と横綱の動きの良さを評価していた。

