大相撲名古屋場所で新型コロナウイルスに感染した平幕の北勝富士(30=八角)が21日、都内の荒汐部屋に出稽古し、関脇若隆景らとの申し合い稽古で汗を流した。数日前には都内の時津風部屋にも出稽古に行き、大関正代らと稽古したという。「関取衆と肌を合わせるのが大事。これから、ちょっとずつ(体を)作っていければなと思います」と話した。
名古屋場所千秋楽に陽性反応を示した。当時は39度以上の発熱に加え「鼻とだるさ。だるさは結構残って」と症状があり、体重は8キロ減。「(現在も)本調子じゃないけど、徐々に稽古していけば体は強くなってくる」と悲愴(ひそう)感を口にした。また、20年5月には勝武士さんが新型コロナに感染して死去。「亡くなった力士もいる。怖さしかない。恐怖感との戦いでもあった」と感染時を振り返った。
9月11日には、大相撲秋場所が幕を開ける。22日も荒汐部屋に出稽古予定など、迫り来る本場所に向けて調整を進める。「土俵に上がるからにはケガしないように、勝てるように集中してやらないといけない」と引き締めた。

