日大出身の伊波(23=尾上)は、加藤(18=二所ノ関)を圧倒して勝ち、初めての土俵を終えた。久しぶりの国技館での取組で「アマチュアと雰囲気が違ったので緊張した」と安堵(あんど)の表情を見せた。

189センチ、145キロと恵まれた体格の伊波は、鹿児島県奄美市出身。鹿児島商業高で相撲を始めた。日大3年時には、全国学生相撲選手権の無差別級で3位に入った実力者だ。

だが、大学卒業後すぐに角界入りせず、鹿児島県スポーツ協会に就職。強化指導員として、県内の高校生などに相撲を教えつつ、自身は鹿児島国体に出場した。

実績十分で踏んだ初土俵に「やっとこれからスタートなんだな」とかみしめた。「押す力を生かして前に出る相撲をしたい」と理想のスタイルを掲げ、「幕下までは順当に上がりたい」と決意を込めた。