「昭和の大横綱」大鵬を祖父に持つ、西前頭3枚目の王鵬(24=大嶽)が優勝決定戦に持ち込んだ。西前頭14枚目の金峰山と対戦。押し出しで破って、本割での初優勝を許さなかった。

この時点で、単独トップに立っていた金峰山と3敗で並び、まずは2人による優勝決定戦へ持ち込んだ。結びの一番で、同じく千秋楽を3敗で迎えていた大関豊昇龍が勝利。琴桜との大関対決をものにして3人による優勝決定ともえ戦に持ち込んだ。

豊昇龍が琴桜を寄り切った瞬間、中継のNHK実況アナウンサーが「ともえ戦だぁ!」と絶叫した。既に取組を終えていた金峰山はモニターを横目に結果を確認した。体を動かしていた王鵬は瞬間を見ておらず、付け人から結果を聞いていた。

2022年11月の九州場所(阿炎、高安、貴景勝)以来2年2カ月ぶり。当時は阿炎が2連勝で初の賜杯を抱いた。その前は、実に28年前までさかのぼる94年春場所(貴ノ浪、貴闘力、曙)で横綱だった曙が制した。

3人による優勝決定戦は1場所15日制が定着した1949年夏場所以降では8例目となった。

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