東前頭7枚目の隆の勝(30=常盤山)が、5場所ぶりの10勝目を挙げた。
琴桜の右のど輪を土俵際で弓なりになって耐えて、回り込んで逆襲。大関を押し出した。
「攻め込まれましたが、よくできたかなと思います。大関が引いてくれましたよね。それが出せた相撲だったのが一番かなと思います」。11勝4敗で敢闘賞を受賞した昨年九州場以来となる2桁白星を手にして「うれしいです」とにっこり。
優勝争いでは1敗の豊昇龍と大の里を、1差で追う形となった。「まだ3日あるし、全然(気にしない)。浮かれていられないし、積み重ねだと思う」。昨年名古屋場所では、優勝決定戦を経験。照ノ富士に敗れたが、糧になっている。「いろんな経験をしてきたから、落ち着けている」と冷静に口にしていた。【益田一弘】

