大相撲春場所が、エディオンアリーナ大阪で始まった。今場所の見どころを紹介する。
最大の注目は、大関安青錦の綱とり。新大関だった初場所で2度目の優勝を果たした。今場所は優勝もしくは優勝に準ずる成績を残せば、横綱に昇進する可能性が高い。
前相撲から所要16場所で横綱昇進なら、年6場所制以降で史上最速になる。大関を2場所で通過すれば、双葉山、照国に続いて3人目。戦後では初めての例になる。
豊昇龍と大の里の両横綱は、安青錦の昇進に待ったをかけられるか。豊昇龍は横綱昇進を決めた昨年初場所以来の優勝がかかる。大の里は昨年秋場所以来3場所ぶり6度目の優勝に挑む。
関脇霧島は、大関復帰に向けた大事な場所になる。昨年11月の九州場所は東前頭2枚目、今年1月の初場所は関脇で、それぞれ11勝。今場所の成績次第では、一気に大関復帰の可能性も出てくる。
新小結の熱海富士は、初場所の優勝決定戦で敗れたものの、一皮むけた印象を残した。初日は豊昇龍、2日目は大の里と対戦する。
21歳の藤ノ川は、自己最高位の東前頭2枚目。初の上位総当たりとなる番付で、暴れ回りたい。
今場所前には、残念な出来事もあった。伊勢ケ浜親方(元横綱照ノ富士)が伯乃富士に暴力を振るったとして、暫定措置として休場となった。その伯乃富士は足の治療のため、大阪入りが直前までずれ込んだ。騒動の影響も含め、どのような状態で土俵に上がるのか注目される。

