[ 2014年6月25日19時40分 ]岡崎が得点し、喜ぶ母校滝川二高のサッカー部員(共同)

 FW岡崎慎司(28)の母校・滝川二高(神戸市西区)で25日、応援会が開かれた。岡崎を指導したサッカー部の栫(かこい)裕保監督(53)、部員65人が見守った。大敗に肩を落としたが、前半ロスタイムに岡崎が同点弾を決めた時には盛り上がり、拍手でたたえていた。

 前半終了間際、唯一の得点は岡崎らしいヘディング。部員らは「いける!」「日本(勝利)あるんちゃう!」と立ち上がって興奮した。倉本頌太郎主将(18)は「誇らしい気持ち。貪欲にゴールを狙う姿勢が伝わった」。栫監督も「相手より半歩前に出ていた。前に出ていく彼の持ち味が出ていた」。だが、教え子の活躍もむなしく大敗。「よう頑張ってくれたが、まだまだ世界は遠い。得点への意識を指導者も高めていかないと」と話した。