[ 2014年6月27日20時46分 ]成田空港に到着した、左から香川、大久保、長友ら日本代表選手(撮影・浅見桂子)

 W杯ブラジル大会の1次リーグで敗退した日本代表が27日、中東経由の航空機で成田空港に帰国した。

 合宿地イトゥでの会見で退任を表明したザッケローニ監督(61)やFW香川真司(25=マンチェスターU)らが約1000人の出迎えを受けた。1分け2敗のグループ最下位で2大会連続の決勝トーナメント進出はならなかったが、浴びたのは温かい声援だった。

 ザッケローニ監督は口元を緩めて手を振る場面もあったが、選手たちは一様に暗い表情で歩いた。主将のMF長谷部誠(30=ニュルンベルク)と大会1ゴールのFW本田圭佑(28=ACミラン)は、既にイトゥでチームを離れている。

 到着後は近隣のホテルに寄って解散。DF長友佑都(27=インテルミラノ)は「お疲れさまでした」とだけ話して仲間と別れた。