[ 2014年6月28日14時47分 ]会見で記者の質問に答える日本代表GK権田(右)。左はDF森重(撮影・桑原亮)

 W杯ブラジル大会を終えて帰国した日本代表GK権田修一(25)DF森重真人(27=ともに東京)が28日、東京・小平市内で会見を行った。

 約50分間行われた会見で、2人は1次リーグ敗退したW杯を一言ずつ、かみしめるように振り返った。

 コートジボワールとの初戦に出場した森重は「1失点目は、FWの動きは頭に入れていたのにやられてしまった。個々の身体能力の高さに驚かされた」と世界レベルを痛感。ロンドン五輪4位に貢献した権田も、「あの時は五輪が世界最高の大会だと思っていたけど、(W杯は)次元が違った」と驚きを隠さなかった。

 ザッケローニ監督(61)が就任した4年前から代表に呼ばれ続けた権田は、4年後のロシア大会でも活躍が期待される若手株。「意識の面で、もっとシビアにやっていかないといけない。そう感じながら毎日を過ごせることが何よりの財産。この経験を生かして、個の部分でもっともっとレベルアップしたい」と意気込みを語った。