AKB48加藤玲奈(20)が18日、東京・西池袋の東京芸術劇場シアターウエストで舞台「東京マハロ第20回公演 明日、泣けない女/昨日、甘えた男」(28日まで同所)初日公演を前に、公開稽古を行った。

 ある田舎町を舞台に、さまざまなトラウマからセックス依存症に悩む女性たちを描いた物語。加藤は、セックス依存症の主人公(西野優希)と同い年でありながら、その父親と再婚する女性役を演じる。劇中では“娘”となる主人公に、一見きつい言葉を浴びせるシーンもある。加藤は「台本を読んだときには、性格が悪い人なのかなと思ったのですが、演出の矢島弘一さんから『彼女は彼女の立場として正しいことを言ってるだけだから気にしないで』と言われて、自分は間違ってないと言い聞かせてやっています」と話した。

 10年にAKB48に加入し、デビューして8年目。今回が初の舞台出演となる。「稽古から不安だったり、ずっと緊張してます。周りの皆さんに追いつけるように必死です」と奮闘している。それでも「お客さんの雰囲気も毎回違うと思いますし、その反応も楽しみたい。一言一言に注目して見てほしいです」と力強かった。