HKT48チームK4が29日、博多の西鉄ホールで新公演「制服の芽」の初日を迎え、宮脇咲良(19)本村碧唯(20)冨吉明日香(20)ら15人が出演した。

 SKE48チームSのオリジナル演目で、オープニングのジャンプが特徴的な「恋を語る詩人になれなくて」など、激しい運動量で知られる。SKE48以外のチームが行うのは初めてで、本村は「とてもハードルの高い公演ですが、メンバー一丸となって良い公演を作ろうと頑張ってきました。今までのチームK4公演にない、パワーを見せられる公演だと思います」と自信を見せた。

 ユニット曲は、本村が熊沢世莉奈、岩花詩乃と、松井珠理奈らが担当していた「思い出以上」に挑戦した。宮脇は松井玲奈の十八番だったソロバラード「枯葉のステーション」を歌った。約2時間のステージを終え、宮脇は「この公演はSKE48さんのオリジナル公演で、厳しい目で見られるんじゃないかと心配だったんですが、その不安をチームで乗り越えられました。まだまだ未熟で、ここからがスタートですが、私たちなりの公演ができたんじゃないかなと思います」と手応えを感じていた。

 昨年、昇格が発表された4期生の運上弘菜、地頭江音々も、ともに初日を迎えた。村重杏奈は体調不良で休演。朝長美桜はけがのため一部出演となり、「みんなでレッスンしてきたので、すごく出たかった」と悔し涙を見せていた。