HKT48の指原莉乃(25)が、コンサート中にメンバーがステージから落下して負傷する事故が相次いだことについて、運営側の責任を追及する声に反論した。

 AKB48は2日、グループの公式ブログで、稲垣香織(20)が1日にさいたまスーパーアリーナで行われたコンサート中にステージから落下し、後頭部を骨折したことを発表。稲垣が落下した経緯を「Bステージ(バックステージ)から花道に戻ろうと歩いていたところ、スタンド上部を見ていたため、誤ってステージより落下し、直ちに病院に向かい医師の診断を受けました」と説明し、活動については「しばらくの間は治療に専念し、万全な状態になるまでは活動を休止致します」とした。

 前日の3月31日には、HKT48が同じステージセットでコンサートを行い、秋吉優花(17)がステージから落下、足の指を骨折するけがを負っていた。

 事故が相次いだことについて、グループ総監督の横山由依(25)は2日、ツイッターで「積極的にファンの方々の近くでパフォーマンスをしようとしたり、2階席のファンの方々に手を振ろうとしたりして、一生懸命やろうとしている中で、起きた事故でした」と説明。「一生懸命やることが事故の言い訳になる訳ではありませんが、私たちは全力でやっている分、危険がそばにあるんだということを再認識しました」とし、「事故防止策をスタッフの方々と改めて練り、再度、全力パフォーマンスをみなさまにお届けしたいと思います」とつづった。

 指原も同日、ツイッターで事故について言及。横山のツイートを引用し、「対策も何もないです、こればかりはステージに立つ人間が気をつけるしかないです」と自身の考えを述べた。

 運営側の安全管理に対し批判する声もあるが、指原は「イヤモニでずっと『落ちないでね!気をつけてね!』と声がけはしてくれてます」と説明し、「本人たちは絶対に自分の不注意だってわかってるから。。なんでも運営運営っていうのは違うんですよねえ。。」と反論。「気を引き締めてステージ立ちましょ!」とメンバーに呼びかけた。