NGT48角ゆりあ(19)が9月からグループのキャプテンに就任することが31日、新潟・NGT48劇場で行われた公演内で発表された。

この日は、村雲颯香(22)の卒業公演。村雲は昨年12月に起きた元メンバーの山口真帆(23)への暴行事件以降、山口と同時に5月に卒業した菅原りこ(18)長谷川玲奈(18)とともに、山口の側に寄り添ったメンバーの1人で、3人が卒業後はグループに残留し、メンバーをまとめてきた。

アンコールで、早川麻依子劇場支配人からの手紙が紹介され「今年に入ってから目まぐるしい環境の変化がありました。もふちゃんを中心に話し合いをしたり、レッスンもしてきました。運営スタッフ一同感謝しています。もふがいなくなって、これからどうしようと思っていましたが、岡田剛副支配人とキャプテンが必要という結論にいたりました。明日から角ゆりあがキャプテンに就任します」と発表された。

角は「先日話をいただいてから悩みました。グイグイ引っ張るというよりは、みんなの近くにいられる存在になれれば。一歩一歩進んでいければと思います」と決意を語った。

同グループは、結成当初から北原里英(28)がキャプテンとして活動。昨年4月に北原が卒業後は、チームN3は加藤美南(20)、チームGは本間日陽(18)が担当し、今年4月にチーム制が一時廃止されるとともに、キャプテンの座は空席となっていた。

角は石川出身。15年8月にNGT48の1期生として加入し、研究生からのスタートとなったが、17年の第9回選抜総選挙では77位にランクイン。昨年4月にチームG結成とともに昇格した。