HKT48を運営するMercuryと、NGT48を運営するFloraの両者を支援、統括する持株会社「Sproot(スプルート)」が設立されたことが27日、発表された。

同社は、HKT48、NGT48の各グルーブの発展を目指し、LINE株式会社エンターテイメントカンパニー、株式会社セプテーニ・ホールディングス、株式会社ピアラと第三者割当増資契約を締結したという。MercuryとFloraは、スプルートの100%子会社となり、今後、経営体制の拡充や各グループのデジタル化推進を支援するパートナーとして、LINEの舛田淳氏が社外取締役に就任する。

スプルートは「輝ける芽を全力で応援する」という意味で、「芽」を意味する「Sprout」と、「応援」を意味する「root」をかけ合わせたという。

スプルート代表取締役の渡邊洋行氏は「豊かな生活や人生を過ごすにあたって、エンターテインメントは不可欠な要素です。今後、これまで以上に、ファンの皆様に楽しんでいただける新たなエンターテインメントを、HKT48、NGT48のメンバー、スタッフが一丸となって生み出せるよう、しっかりと支援するのが我々の役割です。新型コロナウイルスの流行、そしてDXの拡大など、大きく変化する時代において、デジタル領域で圧倒的な知見を持つパートナーのみなさま、そして、何より応援下さるファンの皆様の力をお借りしながら、HKT48とNGT48が時代をリードするエンターテインメントグループに成長できるよう尽力いたします」とコメントしている。