NGT48の研究生に、ギター少女がいるのはご存じでしょうか? その名は、川越紗彩(19)。エレキギターをかっこよくかき鳴らせば、アコースティックギターでのしっとりとした弾き語りまで。美貌だけでなく、ギターの音色に心をわしづかみにされるファンが急増中です。【大友陽平】

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SHOWROOMやTikTokの配信で、「世界はどこまで青空なのか?」をエレキギターでかっこよく決めれば、最新曲「シャーベットピンク」はアコースティックギターで弾き語り…。NGTのギター少女に、注目が集まっている。

「これまでは自分のギターの技術に自信がなかったので、積極的に弾いてみようとは思っていなかったんですけど、スタッフさんがやってみようと言ってくださったことがきっかけで、配信を始めました」

ガールズバンドのSilent Siren(サイサイ)に憧れて、高校入学と同時に軽音楽部に入部。女性5人組のバンドを組んだ。

「小さいころはバイオリンをやっていたんですけど、ずっとギターをやりたいと思っていました。週末に地元のライブハウスで、近所の高校のバンドとミニライブをやったりしていました。サイサイとか、yonigeさん、WANIMAさんの曲をカバーしたりしていました」

もう1つの夢だったアイドルになって、一度ギターは置いたが、今年に入ってスタッフの後押しもあり、弾き語りなどの配信を開始。今はアコギ1本、エレクトリックアコースティックギター1本、エレキ2本で技術を上げる日々だ。

「今後、ギター活動をしていく上で弾き語りは重要だと思うので、歌も鍛えていかないといけないと思います。やりたい音楽は、どちらかというとかわいい系よりは、かっこいい系なので、アイドルとのギャップも見せていきたいです」

今後の目標は、NGT48劇場でのギター公演や、グループでのバンド活動だという。夢は大型音楽フェスへの出演だ。

「48グループのファンの方は、音楽好きの方も多いと思います。今後も定期的に配信して、NGT以外のファンの皆さんからも見つけてもらえるように頑張ります。今はとにかく技術を身に付けて、地元茨城で開催されていて、グループ加入前からお客さんとして見に行っていた『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』にいつか出られたら…。そんなにうれしいことはないです!」

◆川越紗彩(かわごえ・さあや)2000年(平12)10月14日、茨城県生まれ。18年6月、NGT48の2期生として加入。特技はギターとテニス、メークをすること。好きな言葉は「継続は力なり」。愛称「さあやん」「さあや」。血液型B。