「東京女子プロレス」に本格参戦するSKE48荒井優希(22)のデビュー戦(5月4日、東京・後楽園ホール)のカードが決まり、21日、都内で会見が行われた。

デビュー戦は、「アップアップガールズ(プロレス)」の渡辺未詩(21)とタッグを組んだ「現役アイドルタッグ」として、元LinQの伊藤麻希(25)・遠藤有栖(23)組と対戦する。

荒井は「いつか戦ってみたい相手として会見でも伊藤選手の名前を挙げていたので、デビュー戦から戦えるのはビックリしている。前回(18年に出場したDDT)よりもトレーニングを積んでいる。認めてもらえるように全力で頑張ります。(得意技の)かかと落としは今回の試合でも出したい」。

タッグを組む渡辺は「私はアイドルが好きで、48グループはアイドルオタクになったきっかけで、総選挙に投票したこともある。指原莉乃さんが神だと思っている。SKEの中では谷真理佳さんなんですけど…荒井選手はドラフト会議の頃から見ていた。一緒にタッグを組めるとは。私もアイドルとプロレスの懸け橋になりたい。その力強い懸け橋になる」と話した。

一方、伊藤は「数あるプロレス団体の中で、東京女子プロレスを選んでくれたのはありがたいと思っている」と話しつつ「まだ荒井優希というプロレスラーに、伊藤としてはまだ興味がない。頑張るとか、全力をぶつけるのは当たり前。いまいちワクワクしていない。SKEの肩書に救われてるヤツにしか見えない。試合で何者か教えてくれることを待ってます」。それに荒井は「すごく悔しい。本番、リングの上で分かってもらえれば大丈夫」と早くも火花を散らしていた。

荒井は今後、アイドルと並行して活動し、月に1回程度試合を行っていく予定。周りのメンバーからは応援のメッセージが寄せられたことを明かし「勝って帰るしかない!」と意気込んだ。