<AKB48in東京ドーム>◇25日◇東京ドーム

 公演開始から2時間30分。ドーム全体が真っ暗になり、「AKB48!」の掛け声とともに42曲目の「RIVER」が始まる。ステージ全体が滝になる演出で、水しぶきを飛ばしながらダイナミックなダンスを披露。「Beginner」「大声ダイヤモンド」「言い訳Maybe」とヒットチューン連発で終盤に向け盛り上げる。ドームのレフトからライトまで一直線になったメンバーは「Everyday、カチューシャ」をラインダンスを踊りながら歌う。

 最後のMCであっちゃんは初めて口を開く。高橋みなみ、板野友美らと並んで歩きながらこれまでの道のりを「何があっても、みんなが変わらずいてくれたからうれしかった」と笑顔で振り返った。

 アンコールの1曲目。「思い出のほとんど」を高橋みなみと歌う。曲が終わると「私のわがままで卒業決めちゃってごめんね。でもね、たかみなはね、いつまでもね、親友だし、これからもたくさん夢を語り合っていきたいなと思っているの。私たちはいっぱい、たかみなに甘えてきたから、これから先は自分のために時間を使って」と泣きながら話し座り込んでしまう。

 立ち上がると「たかみなにプレゼントしたいことがあるの」と言って高橋へのプレゼントをスクリーンで発表する。

 涙の後は笑顔全開で新曲「ギンガムチェック」「重力シンパシー」「ファーストラビット」「青空よ

 寂しくないか?」と4曲を一気に披露。最後は「ヘビーローテーション」で大島と笑顔でマイクを奪い合い、AKBでの残る2日をかみしめるように歌い、約4時間の2日目公演は幕を閉じた。