AKB48小嶋陽菜(26)が公式ライバルの乃木坂46のメンバー15人とともに結成した新ユニット「こじ坂46」の第2弾となる新曲が、来年1月6日に発売される乃木坂46のファーストアルバム「透明な色」に収録されることが6日、分かった。

 同アルバムの概要については、乃木坂46の公式サイト上で発表されており、「DISC2」のM11として収録されている「傾斜する」がこじ坂46の新曲となる。

 公式サイトによると、新曲については「前作『風の螺旋(らせん)』は乃木坂46ならではの王道ポップソングに寄せた作風だったが、今作はオートチューンでエフェクトしたボーカルを前面に打ち出したエレクトロナンバーに仕上げられている」と説明されている。

 同ユニットは、9月17日に開催されたAKB48グループの『第5回じゃんけん大会』(東京・日本武道館)の1回戦で小嶋がAKB48を兼任する生駒里奈(18)が対決した際、小嶋が乃木坂46の川後陽菜(16)、斉藤優里(21)、中田花奈(20)、永島聖羅(20)を引き連れてステージに登場し、勝手にこじ坂46を名乗り結成。小嶋に敗戦した生駒も加わり、同大会の決勝まで進んだ小嶋を応援していた。

 この異色ユニットに興味を抱いた秋元康総合プロデューサー(56)がこじ坂46のためにオリジナル曲「風の螺旋」を書き、AKB48の38枚目シングル「希望的リフレイン」に収録させた。また、「風の螺旋」は10月15日に東京・六本木のブルーシアターで行われた乃木坂46のアンダー公演に小嶋がサプライズ出演し、初お披露目をされた。その時のメンバーはじゃんけん大会の小嶋を含めた6人に加え、乃木坂46のアンダー(非選抜)メンバー3人と研究生7人の計16人で構成されていた。