歌手泰葉(56)が6日、この日をもってタレント活動を休止すると発表した。報道各社にファクスで「私、泰葉は本日、2017年6月6日をもちまして、タレント活動に終止符を打つことになりました」などとつづった。

 泰葉は歯に衣(きぬ)着せぬ発言で、バラエティー番組でも人気になったが、「タレントとしてはとてもとても未熟者でございます ですのでその活動に終止符を打つことに何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」と報告した。

 「稽古ごとの縁起がいい」といわれる6歳の6月6日に、ピアノ、三味線、バレエ、歌などの稽古を始めた泰葉は、ちょうどこの日で50年を迎えた。「50年前のこの日のことを思い出し両親、祖母が見守る中、芸に精進することを誓った私を思いま(出)します」(原文まま)。今後は「父の意思を継ぎ、『芸道』の道を極める決意をいたしました」と、本業の歌手、作詞家、作曲家のほか、所属事務所の経営などを行っていく。

 泰葉は3日、都内で会見を開き、元夫の落語家春風亭小朝(62)から度重なる暴力を受けていたと明かし、夏までに提訴することを発表した。さらに、ラジオ番組で告発に否定的な発言をした歌手和田アキ子(67)に対しても、訴える意向を明かしている。