俳優草刈正雄(64)の長女でタレントの紅蘭(くらん、27)が、“草刈正雄の娘”として芸能界デビューしたことへの葛藤を明かした。

 紅蘭は8日放送の日本テレビ系「火曜サプライズ」に出演。「負けず嫌いだし、すごいプライド高い」という性格で、芸能界入りする前から“草刈正雄の娘”として見られることに苦悩していたという。「高校の時からアルバイト掛け持ちしてて、普通のお小遣いだったんですけど、それでも私がバッグを買ったら『どうせ親から買ってもらったんでしょ』って言われて、それがホントに悔しくて」と語った。

 そうした環境から自立しようと「自分の人生は自分で決めて絶対にやってやる」という強い思いを抱いていたが、“草刈正雄の娘”として芸能活動をしている現状に「自分がここに立ってることが、自分に対して悔しい。『(親の力)使っちゃったじゃん』って思うし、歯がゆくて」と葛藤。さらに父の個人事務所に所属したことについても「自分でマネジャー探してきてお金関係とか自分で全部やってるんですけど、一応名前上は父の事務所ってなってるから、それもすごい嫌で」と胸の内を明かした。

 そんな状況から脱したいという思いからか、タレントと並行してパーソナルトレーナーとしても活動する紅蘭は昨年、エクササイズなどを教える会社を設立したが「父は知らないんですけど、私が会社設立したこと」と、父の力を借りずに設立したことを明かした。