レディー・ガガ(31)が、現地時間の8日にトロント国際映画祭でプレミア上映されたドキュメンタリー映画「Gaga: Five Foot Two」の中で、私生活での悩みや苦しみについて赤裸々に語っているという。

 USウィークリー誌電子版などによると、ガガは元婚約者で俳優のテイラー・キニー(36)と破局した原因についても初告白。ガガがリメイク映画「スター誕生」(2018年秋に全米公開予定)に主演が決まるなど、女優としてのキャリアが花開き始めたことがもとで、関係がぎくしゃくしたと明かしているという。

 また、ドキュメンタリーでは、ガガが慢性の筋肉の疼痛に苦しみ、治療を受ける様子も公開されているが、ガガは12日、ツイッターで”繊維筋痛症(全身の骨格筋に激しい痛みやこわばりが生じるリウマチ性疾患)”という病気であることを自ら明かしている。

 しかし、同サイトによると、最も印象的なシーンは、ガガが確執がうわさされるマドンナ(59)について本音で語るシーンだという。ガガは以前、マドンナの曲を盗作したとの疑惑が取り沙汰されたが、マドンナが2012年のTVインタビューでガガを批判したことについて、「彼女は私が盗作したと、目を見て直接言わない。私がクソだと、メディアを通じて言うわけ?まるで、大の男が友人を通じて、告白のメモを渡すみたいなもの」と非難しているという。

 さらに、マドンナは子ども時代からアイドルだったというガガは、マドンナがその後、個人的に謝罪したことも明かしたが、「マドンナを2度と信頼できるかどうかわからない」と語っているという。同映画は22日、ネットフリックスで公開開始となる。(ニューヨーク=鹿目直子)