女優安達祐実(35)が13日、都内書店で、モデルを務めたメーク本「クレンジングをやめたら肌がきれいになった」(文芸春秋)の発売記念イベントに出席した。

 天然成分の化粧品を使うことで肌がきれいになるという、コスメ会社社長の北島寿氏の美容理論をもとに、肌に優しいメーク習慣を紹介した。安達は芸歴34年にして、モデルを務めるのは初めて。「モデルに起用していただけるなんて、ビックリしました。こんな幸せなことが36歳にして訪れるんだな…。まだまだ人生初体験ってあるんですね」と喜んでいた。

 現在2児の母で、長女は11歳になった。長女の近況について「一時期、女優さんになりたいと言ってました。今は全然興味ないみたい。洋服が好きだったりして、デザインをやりたいと言ってます」。自分が女優、娘が衣装を提供という夢も広がり、「そういうコラボレーションができればいいですね」と語った。子役時代に出演したドラマ「家なき子」の名ぜりふ「同情するなら金をくれ」も理解している年齢といい、「それを言い出したら嫌ですよね」と苦笑いした。

 14日が36歳の誕生日とあって、イベント主催者から、本の表紙をデザインしたケーキを贈られて大喜びしていた。誕生日は「特に考えてないですね。家族で一緒に食事をしようかなと思います」と、家庭円満をアピールした。