元SMAPの稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)が3日、インターネットテレビ局Abema(アベマ)TVの番組「72時間ホンネテレビ」(11月2~5日)の中で、16年大みそかのSMAP解散時に集まって“最後の晩餐”をした焼き肉店「炭火焼き肉 An」で、その夜のことを明かした。

 3人は同店をプロデュースする堺正章(71)の質問を受ける形で話し始めた。稲垣が“最後の晩餐”をセッティングした幹事役で「店に来たのは僕が最初。(草なぎと香取の)2人が来て…」と当時の様子を説明。すると草なぎが「森君が最後」と、1996年にSMAPを脱退した、オートレーサーの森且行(43)が最後に来たことを明かした。

 草なぎは「楽しかったですよ、僕は」と当時の率直な思いを語った。SMAPとして、忘年会を含め、食事の集いを行うことはなかったといい、「(解散時の“最後の晩餐”が)初めてでした」と明かした。

 香取は「紅白に出場させていただいたら、終わったら家に帰る感じ。スタッフとお食事…ということもあったけれど基本、苦手。2人でも行かない」と続いた。その上で「ここの2人は行く」と、稲垣と草なぎは食事に行く関係だと説明した。一方で、久々の再会だった森と、SMAP解散で揺れる自分たちの間に、テンションに差があったと振り返った。

 香取 森君とは、その(脱退から“最後の晩餐”まで)間に1回会ったけど、10数年ぶり。あの日の僕らの状況と、また違う。入ってきた瞬間「久しぶり!!」という感じでテンションが違った。

 堺は“最後の晩餐”の支払いをした人が誰かと聞いた。草なぎは「吾郎君」と言い、稲垣は「森君?」と続いたが、堺は「払っていないでしょ…無銭飲食だよ」と笑った。香取は「週刊誌の人がワッと来て…」と逃げたことを明かし、稲垣は「みんなを送り出して安心して、僕も帰った」と、支払わなかったことを認めた。

 堺が「経営者が、新しい門出だからと払ってくれた。経営者は最初からそういうつもりだったみたいよ」と明かすと、稲垣は「(店の)社長さんには感謝したい」と反省した。