女性2人組Kiroroの玉城千春(40)金城綾乃(40)が7日、都内で、デビュー20周年記念スペシャルライブ「20年間ありがとう!~みんなが聞きたいキロロの歌集めました~」を行った。

 同ライブは新成人30人を招待し、無料動画配信サービスGYAO!で生配信された。金城は「私たちがデビューした時に生まれてきて20年という時間に感慨深いものがあります。新しいスタートを一緒切れるのはすごくうれしいです」と話した。

 デビュー20周年について玉城は「デビュー時は歌うこととか自分中心だったけど、結婚して子どもが出来てからは子ども中心になりました」と振り返り、「ある意味集中できずに悔しい思いもありましたが、今はありがたく思っています。良い意味で割り切れるようになりました」と話した。

 ライブで玉城は「みなさん成人おめでとうございます。Kiroroを見るのは初めてかもしれませんが楽しんでいってください」といい、「私たちもデビューしたのは20歳で、今は40歳。2人とも3人のお母さんになりました。これからみなさんにどんな未来がまっているかすごく楽しみですね」とメッセージを送った。この日、代表曲「長い間」「Best Friend」など13曲を披露。最後は新成人と一緒に「未来へ」を歌った。

 また、昨年12月31日放送のTBS系特番「KYOKUGEN2017」で浅田真央(27)演技の際、「未来へ」を生演奏した。これがきっかけとなりこの日、サプライズでビデオメッセージが届けられた。玉城は「すごくうれしいです」といい、「すごいオーラ、美しさ、清らかさを感じました。パワーがあふれていて、昨年の最高の思い出になりました」と振り返りつつほほ笑んだ。

 24日には、ニューアルバム「アイハベル」が発売される。金城は「日常生活で自分の思いを振り帰る機会が無かったけど、曲作りで振り返って改めて発見できる自分がいました。ありがたい機会だったと思います」と話した。