フリーアナウンサーの田中みな実(31)が、「大学のミスコンに出ていたからといってアナウンサーになれるわけじゃない」と、ミスコン準グランプリの経歴とTBS入社は無関係だったと強調した。

 田中がメインMCを務める5日放送のTOKYO MX「ひるキュン!」は、各大学のミスコン事情を調査。昨今は女性蔑視や軽視にあたるとの批判の声もあり、廃止した大学も増えているという現状を伝えた。

 田中は、ミスコンは「アリ」か「ナシ」か?という質問に「べつにすごくアリとも思わないけど、ナシでもないかな」とコメント。自身は青山学院大学在学中だった07年に「ミス青山コンテスト」に出場し、準グランプリに輝いているが、「私が一言申し上げたいのは、大学のミスコンに出ていたからといってアナウンサーになれるわけじゃない」と、“ミスコン=女子アナの登竜門”という世間のイメージを否定した。

 自身も「準ミスだから女子アナになれた」と言われたそうだが、「別にミスコンに出てたからアナウンサーになれるのかっていうと、そうでもないし、今は逆にミスコン出身の子をあまりとらない風潮もあったりするんです。タレント気質が強すぎるとか、事務所に入ってるとか、むしろちょっと敬遠される傾向にあったりする」と実情を明かし、さらに自身はコンテストの本戦が行われる前にTBSへの内定が決まっていたと主張。ミスコンへの出場は周囲の推薦で、「ミスコンのイベントに出ることで度胸がつくというので私は出たんですよ」と説明した。