ものまねタレント、コロッケの次女で女優の滝川光(19)が22日、東京・池袋シアターグリーンで、主演舞台「the FAT」(22~27日まで)の初日あいさつに出席した。

 大手格安航空会社の参入により、存続の危機に陥った地方の格安航空会社の事務スタッフが、会社存続のため仲間とともに奮闘する物語。

 滝川はポッチャリ体形の事務スタッフ、KAYOを演じる。役柄のためにたくさん食べて体重を4キロほど増やしたといい、「常におなかいっぱいでいるようにしています」。劇中では激しいダンスシーンも多く、「一時期練習で痩せてしまって、演出家さんから怒られてしまいました。『太って見えないから、もっと食べて』って」と苦労を明かした。

 初主演については「皆さんを代表していかないといけない。父と母からも、責任を持つように言われました」と緊張気味。父親のコロッケからは「相手が1番、自分は2番でやりなさい」とアドバイスされたといい、「経験がないので、キャストに相談したり、仲良くできる場を作るようにしています」と話した。

 この日は、取材陣のリクエストに応えて父直伝のヤギとヒツジのものまねを披露。「昔、ヤギのものまねをしてたら『違う、ヤギはそうじゃない、こうだ』って教えられました」と思い出を明かした。また、揚げ物のコロッケは好き? という質問には「普通のより、カニクリームコロッケが好きです」と笑わせた。

 「父と一緒に舞台に立てたらいいなと、小さい時から思っています」と、親子共演を目標に掲げた。