吉本興業所属芸人がアジア各国へ滞在するプロジェクト「住みますアジア芸人」のミャンマー連邦共和国への派遣芸人が12日、京都市内で発表された。同プロジェクトでは女性芸人が初めて派遣されることになった。

会見に出席した初の女性住みますアジア芸人となる緑川まり(35)は「ワクワクしています」と笑顔を見せた。同国の下見を終えており「笑顔がかわいくて、いい人ばかりでした」と、心はすでにミャンマーにある。

ピン芸人だった遠藤逸人(29)、阿部直也(29)、おきる(33)は同プロジェクトのためにトリオ「タイガース」を結成した。3人とも大の阪神ファンだったため、トリオの名前がすんなり決まった。電撃辞任した金本知憲前監督に阿部は「金本さんは大好きでした。1度、ミャンマーに来てほしい」とラブコールを送った。

ミャンマー在住のアーキー(32)もミャンマー住みます芸人のプロジェクトに参加する。住みます芸人は現地で人気者になるために、さまざまな活動を繰り広げていく。

現在、京都市内を中心に「京都国際映画祭」(14日まで)が開催中。同映画祭は今年で5回目。「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに、映画以外にもアート、パフォーマンス、工芸などさまざまな分野を対象に展開する。吉本の芸人もイベントなどに出演する。