41回目の出場となる石川さゆり(60)は、3年連続で赤組のトリを飾る。

三味線、琴、琵琶など邦楽器隊30人を従えて登場し、ギタリスト布袋寅泰(56)とコラボレーションした「天城越え」を歌唱する。

西日本豪雨や北海道胆振東部地震など災害の多かった今年を振り返り、石川は「歌の中でどう寄り添っていけるか、一生懸命やってきました。明日はきっといいことがあると思いながら、感謝して歌おうという年でした」と話した。

平成最後の紅白赤組のトリとなり「皆さんに応援をいただいて、歌い手として幸せです。日本中の皆さんに楽しんでいただければ」と感謝した。

布袋のギターと和楽器で新しい「天城越え」を披露するが、「従来にとどまらず、伝統的なすばらしいものに布袋さんのギター。何か面白いことを、と考えました」。布袋とはラインで連絡を取り合うといい、「『ミック(・ジャガー)ともやったけど、さゆりさんとやるのも楽しい』と言ってくれています」と、やりとりを明かした。

13年の卒業以来、5年ぶりに特別企画で出場する北島三郎(82)に「うれしいです。北島さんはおせちの海老みたいなもので、いないと困る。1回と言わず、来年も」とメッセージを送った。