マルチな活動を続けるシンガー森川愛が14日、東京・渋谷のライブハウス「LA・MAMA(ラママ)」(渋谷区道玄坂)で女性アーティストによる「おなご祭」に出演した。大好評の同イベントは9回目。今回も人気の女性アーティストが集い、バレンタインデーを盛り上げた。

独身男性、既婚男性はもちろん、女性も大いに楽しめるステージは約3時間、手拍子や拍手、歓声の嵐。黄色の衣装で登場した森川は「由緒あるライブハウスに出演させていただけて本当にうれしいです」と感激の様子。昨年9月にリリースした「タイム・マシーン」などを熱唱した。

00年に堅山愛の名でメジャーデビュー。その後、活動を休止していたが、昨年9月、芸能活動の再起をかけて実に18年ぶりに楽曲を発表。現在はシンガー・ソングライターのほか、文筆家や司会業、会社経営者などマルチな活動を行う3児の母親でもある。「私のCDの売上の一部を発達障害を含む障害者自立支援のために使わせていただいています。もっとたくさんの方に感動を伝えられるように歌っていきます」と、決意を語った。