14日に放送された杉咲花(21)主演のテレビ朝日系ドラマ「ハケン占い師アタル」(木曜午後9時)の最終回の平均視聴率が11・3%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。

5話まで2桁台を維持していたが、6話で9・5%を記録し初の1桁台となった。7話で10・9%に回復したが、前回8話は9・8%で再び1桁台に転じていた。

イベント会社を舞台に、他人の悩みや原風景などあらゆるものが見える派遣社員のアタルが、その特殊能力で正社員たちの悩みを解決していくコメディードラマ。

共演は小沢征悦、志田未来、間宮祥太郎、志尊淳、野波麻帆、板谷由夏、若村麻由美、及川光博。「家政婦のミタ」脚本家の遊川和彦氏が、脚本のほか初めて連続ドラマの演出を担当する。

占いをやめ、イベント制作会社「シンシアイベンツ」制作Dチームで働き続けることを決めたアタル(杉咲)が過労で倒れてしまう。アタルは占いをすることで相手の不安や苦しみを引き継いでしまうようで、これまで何度も占ってもらったDチームの面々は反省。アタルの心身を心配し、チーム内に占い禁止令を掲げる。

しかし、Dチームのメンバーは新たな悩みに直面していた。占いをやめたアタルには相談できず、それぞれが心に押しとどめる。それを見たアタルは、言葉を掛けたくなる自分をグッと抑えるのだった。

そんな中、Dチームはアタルが発案したイベントの準備を開始する。しかし、主催者が趣旨を度外視した身勝手な要望を押しつけ始める。トラブルが相次ぎ、アタルの心にも制御不能のうねりが生まれる。