テレビプロデューサーのデーブ・スペクターが、反社会団体の忘年会で闇営業をした芸人11人が所属事務所から謹慎処分を受けた騒動について私見を述べた。

スペクターは24日、ツイッターで、吉本興業が闇営業問題渦中にあった雨上がり決死隊の宮迫博之らが否定していた金銭授受を認めたとして謹慎処分を下した件に言及。事務所を通さずに仕事を受ける闇営業は多くの芸能事務所で禁止されているにも関わらず、仕事量や支払われるギャラが少ないことを理由に行っている芸人は少なくないのが現状で、スペクターは「謹慎処分をする前にちっとも面白くない芸人を減らしたら?」と指摘した。

その後もツイッターで「企業がコンプライアンスを止めようとしたらコンプライアンス部に却下された」「『行列のできる法律相談所』にまさか出演者が並ぶとは…」などと皮肉を込めたネタツイートを連投。25日には「朝から謹慎処分をうまくフォローしなければならない同じ事務所のタレントは今日だけギャラを倍もらってもいいかもしれない」と、情報番組で今回の問題にコメントするタレントに同情した。