闇営業問題に端を発した一連の騒動において、所属する吉本興業幹部の対応を批判していた極楽とんぼの加藤浩次(50)が26日、メインMCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜午前8時)で、コメントした。

吉本興業が契約書の作成に応じる意向を見せ、経営アドバイザリー委員会の設置を発表したことに、加藤は「どう変わるのか。僕も考えないといけない。(所属の)人数も多いし、いろいろな考えがある。時間がかかる。僕も意見が言えるなら言いたい。見守りたい」と話した。続けて「僕の発言で事が大きくなったことは謝罪したい。ただ会社が良い方向にいくことは賛成」と期待を込めた。

加藤は24日午前の「スッキリ」で、前日に行われた大崎会長との会見について「大崎会長は、自分の今の体制で何とか吉本を変えていきたいんだとお話しされました。改革案も聞かせていただきました。でも、僕は番組で言った通り『現経営陣が変わっていただかないと、僕は辞める』と(話した)」と話し、3時間の会談は平行線だったことを報告。さらに「芸人サイドの意見として伝えても、会社の考え方があって、平行線でずーっと3時間。結果として大崎会長が持ち帰らせてくれとなって、今も平行線のままです」と明かし、今後については「これから話す機会を持ちながら(決める)。僕自身の意志は固いんですと言ったんですが、『今決めることはでけへん』と言われ、分かりました、と帰ってきた」と話していた。