生田斗真(35)が主演する日本テレビ系ドラマ「俺の話は長い」(土曜午後10時)の9日放送の第5話の平均視聴率が、8・0%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は8・4%で、第2話は9・0%、第3話は8・9%、第4話は8・4%だった。

生田は4年ぶりに連ドラ主演で、31歳独身、職なし、実家暮らし、でも屁理屈を言わせりゃ右に出るものなしのダメ男、岸辺満役。義兄の秋葉光司を安田顕、姉の秋葉綾子を小池栄子、めいの秋葉春海を清原果耶、母の岸辺房枝を原田美枝子が演じ、家族間でお茶の間大乱闘を繰り広げるホームコメディードラマ。「サザエさん方式」と呼ばれる30分×2本立てのストーリーとなっている。

第5話の前半は其の九「銀杏と爪切り」。光司の小学校の文集に記されていた将来の夢は「殿様バッタ」であったことを満が発見したのをきっかけに、それぞれの幼い頃の夢が話題になる。満は一貫して「珈琲屋の店主」であることを告白。綾子は「歌って踊れるアイドル」「実業団のソフトボール選手」などぶれぶれであり、養育費も満の3倍かかったことが暴露される。

春海は「行きたい高校に行くために模擬試験でわざと悪い成績をとったのではないか」と綾子に問い詰められる。綾子は好きな同級生と同じ、春海の成績からするとレベルの低い志望校を選んだことに納得がいかない。春海が否定している間に光司が高平陸(水沢林太郎)に直接志望校を確認する。自分だけ光司と陸の関係を知らなかった綾子はショックを受ける。夜に爪を切る落ち込んだ綾子の姿を見かねて満が銀杏の殻をむきながら昔話で慰める。

後半は其の十「シャンパンと合い鍵」。行きつけのバーの社長(三枝明日香=倉科カナ)の犬の世話の最終日、明日香に部屋で鉢合わせる。満は家の夕食のカキの使いを頼まれていたが、明日香に食料の買い出しを頼まれる。全て買い出しをすませ、帰ろうとすると明日香から「誕生日なの…ご飯だけ一緒に食べていただけませんでしょうか?」と懇願される。根負けした満はカキを買わずに明日香と食事をし、愚痴をこぼされ距離を縮め、犬の散歩も続けることになった。