映画「カメラを止めるな!」続編の短編としてリモートで製作され、YouTubeで配信中の「-リモート大作戦!」に出演した、長屋和彰(32)と大沢真一郎(43)が、仙台パルコがリモートで制作し、29日から公開したウェブCM「KEEP GOING!」に起用された。CMは、仙台パルコがSTAY HOME週間が続く中で打ち出した新たな試みで、打ち合わせから動画の募集、編集までリモートで制作された。

長屋と大沢は、18年に興行収入31億円超を記録した「カメ止め」の大ヒットを記念して、パルコが主催した展覧会の仙台パルコ会場へ来場した縁があり、起用された。仙台パルコはCMに「それぞれが歩みを止めず『進み続ける』生活に、仙台パルコは寄り添っていたい。仙台駅前で、いつでもお待ちしています」との思いを込めた。長屋は、CMの中で「家族や大切な人を想い続ける。」、大沢は「エンターテイメントで人々を元気にさせ続ける!」とメッセージを送った。

長屋は「カメ止め」と「リモ止め」で俳優の神谷和明、大沢はプロデューサーの古沢真一郎を演じた。また2人は、19年4月27日に都内で開催された、11年の長屋の主演映画「FUKUSHIMA DAY」(桜井亜美監督)の上映会の際、トークと生寸劇「俳優・桐谷和明のトリセツ」を行った縁もある。「カメ止め」と「リモ止め」で俳優の山ノ内洋を演じた市原洋(34)を交えての、寸劇とトークは観客に熱烈な支持を受け、一部で“カメ止め3兄弟”との呼称もついた。

仙台パルコは、新型コロナウイルスの感染防止の施策を徹底した上で、14日から時間短縮の上、営業を再開。6月1日から通常営業が行われる予定。