玉木宏が主演の日本テレビ系連続ドラマ「極主夫道」(日曜午後10時30分)の18日放送の第2話視聴率(関東地区世帯)が10・1%だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は11・8%だった。

ウェブ漫画サイト「くらげバンチ」に連載中の同名漫画が原作。極道から足を洗い、専業主夫の道を選んだ男の任きょうコメディー。玉木が演じるのは、裏社会に数々の伝説を残した元“最凶”極道・不死身の龍(たつ)。現在は結婚し、サングラスにダークスーツ、柴犬のキャラクターがプリントされたエプロン姿で日々、主夫業を行う。妻の美久役を川口春奈、龍の弟分の雅役を志尊淳がそれぞれ演じる。

竹中直人、白鳥玉季、滝藤賢一、橋本じゅん、田中道子、古川雄大らも出演する。

第2話で、龍は、かつてのライバル・虎二郎(滝藤賢一)と再会する。虎二郎は“剛拳の虎”と呼ばれ、“不死身の龍”と双璧をなす伝説の極道だった。彼は刑務所から出所してきたものの、所属していた組がつぶれて行き場を失い、クレープを売っていた。

龍が専業主夫になったと知り、虎二郎は驚き、龍を挑発してにらみ合い、火花を散らす。その様子を見ていた雅は、伝説の極道同士の戦いが始まると胸を高鳴らせる。

天雀会は、江口(竹中直人)の公務執行妨害をうやむやにする代わりに組を解散してしまう。江口は金策に困り、雲雀(稲森いずみ)がスーパーで働き始める。しかし、雲雀は慣れない仕事をさせられて、失敗ばかり。彼女は、すっかり自信を失ってしまう。

そんな中、龍は、ダイエットのために運動を始める。美久は龍に、フィットネスクラブに行くことを勧める。龍は、火竜町婦人会の会長・田中の誘いでフィットネスクラブに体験入会する。そこには、隣町の水竜町婦人会の会長・山本も来ていた。龍は田中に、山本を紹介される。火竜町と水竜町が参加する、食イベントが近づいていた。そのイベントで火竜町婦人会は今川焼の店、水竜町婦人会はたい焼きの店を出す予定だった。龍は田中に頼まれて、今川焼の店を手伝うことに。

山本は田中に、出店の場所を交換してほしいと持ち掛ける。出店の場所は売上に影響するため、田中は山本の申し出を断る。

その後、火竜町婦人会が出店の準備を進めていると、水竜町婦人会の嫌がらせと思われるトラブルが発生。仲良くやっていた火竜町婦人会と水竜町婦人会の間に、不穏な空気が流れる。龍も、この婦人会同士の争いに巻き込まれる。