上川隆也主演のテレビ朝日系ドラマ「遺留捜査」(木曜午後8時)の21日第2話の平均視聴率(関東地区)が11・0%だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回2時間スペシャルは11・6%(同)だった。

遺留品に込められたメッセージを手掛かりに、上川演じる風変わりな刑事・糸村聡が事件を解決していく人気シリーズの最新作。11年に誕生し、今年10周年を迎えた。共演は栗山千明、永井大、戸塚純貴、宮崎香蓮、甲本雅裕、戸田恵子。

居酒屋チェーンを展開する外食産業の社員・姫野美那子が、自社のキッチンで死んでいるのが見つかる。臨場した糸村聡(上川)は被害者のバッグの中に古びたパペット人形があるのを発見。独身で子どものいない美那子がなぜパペットを持っていたのか気にかかる。

そんな中、美那子が事件当日、“幻の銘酒”を作る老舗酒蔵の若き社長・野沢ひかりと会っていたことが分かる。美那子は酒蔵に業務提供を持ち掛けていたが、ひかりは伝統の味を守りたいと話を断ったという。しかし美那子は上司に「まだ交渉の切り札がある」と話していたことが判明。やがてパペットから衝撃の事実が明らかになる。