タレントで歌手の中川翔子(35)が、長年にわたって苦しめられているというストーカー被害について明かし、「本当に怖いです」と吐露した。

中川は5日、自身のYouTubeチャンネルにアップした動画で、「もう何年も悩んできたこと」としてストーカー被害に遭っていることについて切り出した。

1人暮らしのマンションのエレベーター内で腕をつかまれたり、盗撮や盗聴などの被害に遭ったこともあるという。そのたびに引っ越しを繰り返してきたというが、多くの愛猫たちと暮らせる物件を探すことは容易ではなく、半年ほど離れて暮らさなければならなくなったことも。「どうかなりそうでした、その時、本当に辛くて。大好きな、私の生きがいだったマミタスとも半年くらい離れないといけなくて、その時のことを思い返すとめちゃくちゃ悔しい。奪われた時間もお金もかかるし、精神的苦痛とかでいうと一生取り戻せない。マミタスともっと一緒に居られたのにと思うと…」と悔しい思いを口にし、加害者に対し「その歪んだ行動が、どれほど人の人生を歪ませるか」と訴えた。

数年前にストーカーの男が逮捕されたが、現在も別のストーカーによる被害が続いているという。「正直、もうちょっと本当に怖いです。プライベートは完全に安全に暮らしたいですので、どうしたらいいんでしょうね、対処法がわからない」と嘆き、「これ以上、引っ越しを繰り返して、みたいなことは私も家族もものすごく負担……。お金もすごくかかりました。でも、ほぼほぼ泣き寝入りでここまできた。1件だけ逮捕されたけど、(被害届を出して)その後どうなったかわからないのもいっぱいいる」とした。

そうした状況に「すごい悔しい。何も悪いことしていないのに、なんで私が泣き寝入りで逃げて、こんなにいろんなものを失わなければいけないのか。このお仕事をしているからしょうがないとか、そういうことじゃないと思います。人に迷惑をかける行為、人に恐怖を与えるっていうのは絶対にいけないこと」と中川。世の中の女性に向け、「SNS時代なので、度を超えて勘違いみたいになっちゃう人がどこから出てくるかわからないと思います」とし、「くれぐれも気をつけてください」と呼びかけた。