NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8時)の9日に放送された第18話の平均世帯視聴率が16・6%(関東地区、速報値)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第1話の19・2%。

朝ドラ104作目となる「-モネ」は、「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音(清原果耶)が主人公。モネは天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士を目指していく。

あらすじは、激しい雨が急に降りだし、百音があわてて洗濯物を取り込んでいると、未知(蒔田彩珠)と龍己(藤竜也)が言い合っていた。未知が研究で育てているカキで意見が違っていた。一方、町では耕治が亮の父新次(浅野忠信)と再会しお酒を飲むことになった。しかし会話もそこそこに2人は別れた。夕方になり雨の中、未知をおいてカキ棚に船を出した龍己。いかだでよろけてケガをしたものの、龍己は無事に原盤の引き揚げを終えた。龍己が家に戻ってくると、亜哉子(鈴木京香)が「おじいちゃんが仕事できなくなったら、もともこもないんだから」と未知を叱り、耕治(内野聖陽)も「たかが高校生の自由研究だ」と話した。未知は、声を荒らげ、「地場採苗が必要なんだよ。高校生だからってバカにしないでよ。本気で一緒にやってよ。あたしなりに家のことを考えているのに」と思いを家族にぶつけた。長浦家に張り詰めた空気が流れると百音は、耕治からもらった笛を鳴らし、さらに登米のはっと汁を作って、その場を収めようとした。そしてみんなで作るようになり未知は龍己らに謝り、その場は収まった。その夜、百音は月を見ながら涙を流した。