TBS系連続ドラマ「#家族募集します」(9日スタート、金曜午後10時)の制作発表会見が7日、東京・赤坂の同局で行われ、3人の子役が出席した。

同作は、さまざまなバックグラウンドを持つ人々がひとつ屋根の下で子育てをする、一風変わったホームドラマ。主演ジャニーズWEST重岡大毅(28)演じるシングルファーザーは、5歳の1人息子の子育てに苦戦する中、偶然再会した幼なじみ(仲野太賀=28)の思い付きに巻き込まれ、空き物件で共同生活することになる。木村文乃(33)演じるちょっと堅物な小学校教師のシングルマザーと、岸井ゆきのが演じる子持ちのシンガー・ソングライターと出会い、男女4人と子ども3人で暮らしていく。

この日は、重岡の息子・赤城陽役の佐藤遥灯(5)、木村の娘・百田零役の宮崎莉里沙(5)、岸井の息子・横瀬大地役の三浦綺羅(8)が浴衣姿で勢ぞろいした。

七夕にちなんでそれぞれ短冊に願い事を記した。佐藤は「パパ(重岡)とゲームする」と元気に読み上げ、どんなゲームか問われると「手遊び」とひと言。重岡が「指相撲とか腕相撲やるのが楽しいみたいで」と、“パパの顔”で補足した。

続いて宮崎は「礼ママ(木村)がおもしろいことをたくさんしてくれますように」。木村は「まだ足りていないのかしら?」と笑わせ「実際のお芝居の中でも似たようなことを言われてしまうので、ママとして一念発起して楽しませるよ」とこちらも優しい母の顔をみせた。

子役最年長の横瀬は「めいくママ(岸井)とたくさんいられますように」と少し緊張気味に答えた。重岡から「一番現場でもワーってやってんだけどね、今日はお兄ちゃんしていますわ」といつもはやんちゃであることを暴露されて照れ笑いを浮かべた。

子どもがいない役の仲野は1人だけ、子役からの願い事がなかったことから「いいですね、本当にいいですね。なんかかわいいし。こんなの書かれたらうれしい。いいなー。いいなー」と何度もうらやましがりつつ「全員俺の家族だから」とドラマの設定に絡めて笑顔を見せた。

現場の仲の良さがそのままドラマ内にも反映されているようで、司会を務めた同局江藤愛アナウンサーも「(子役が)勢ぞろいでいいですね。癒やされます。みなさんの会話をドラマだけじゃなくて舞台裏もみたいですね。ドラマに出てくる笑顔とかもそのまま出てきているんだろうなって感じます」とメロメロだった。