米ロック歌手ブルース・スプリングスティーン(71)の娘ジェシカ・スプリングスティーン(29)が3日、東京オリンピック(五輪)馬術障害飛越個人の予選に米国代表として出場して念願の五輪デビューを果たしたが、31位に終わり決勝進出を逃した。

米国馬術チームの最年少選手として期待を集めたスプリングスティーンは、米国代表選手3人の中では最高点を獲得した。6日から始まる団体ジャンプ競技にも出場する。

4歳から乗馬を始めたというスプリングスティーンは、大学在学中の2012年ロンドン五輪では補欠選手に選ばれたが、16年リオ大会では代表選考に漏れ、五輪の大舞台で競技に出場したのは今大会が初めてとなった。

今大会では2019年から国際大会で騎乗している12歳の愛馬ドンファン・ファン・デ・ドンクホーヴとペアを組んで出場している。(ロサンゼルス=千歳香奈子)