米CNNが23日、26日に迫った秋篠宮家の長女眞子さま(30)と小室圭さん(30)の結婚を「多くの国民が認めない中で、眞子内親王は結婚に突き進む」と報じた。

野心ある弁護士とニューヨークでの新生活のために皇室を離れる準備ができていた内親王の結婚は現代の皇室のおとぎ話になる全ての要素を持っていたが、2017年の婚約発表後に発覚したスキャンダルや国民の反対、メディアの狂乱に2人は悩まされることになったと伝えた。また、小室さんが帰国時に見せた髪形についても触れ、週刊誌はあらゆる角度から撮影したポニーテールの写真を掲載し、眞子さんの結婚相手には相応しくないと指摘する人もいたと報じ、言動を通じて自分の地位や役割を反映することが期待される日本の社会では欧米と違ってポニーテールは受け入れられないと説明。小室さんの家族の金銭問題やその後の対応などの詳細や、眞子さまがバッシングが原因で複雑性PTSDを患ったことなども伝えている。

一方で、昨年3月に英王室を離脱して米カリフォルニア州に移住したヘンリー王子とメーガン妃夫妻と比較されていることについては、劇的な離脱という点では共通するものはあるが、独自の収入源を持ち大金を稼ぐことができる英王室出身のヘンリー王子夫妻とは違うと歴史学者のコメントを紹介。眞子さんと小室さんはヘンリー王子夫妻のように表舞台で活躍して注目を集めることはなく、結婚後はひっそりと姿を消すことになるだろうと予想している。

結婚へのカウントダウンが始まる中、ニュースサイトのデイリー・ビーストも22日に「プリンセスと平民の呪われた結婚を巡る日本のメルトダウンの内情」とのタイトルで新郎のポニーテールへの攻撃や家族の金銭問題の暴露に至るまでメディアの過熱報道ぶりを伝えており、米メディアも眞子さまの結婚に大きな関心を寄せている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)