ビートたけし(74)が、レギュラーを務めるTBS系報道番組「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)を来年3月末で降板することが14日、分かった。たけしの所属事務所「T.Nゴン」が認めた。

所属事務所は、日刊スポーツの取材に書面で応じ、同番組降板について「間違いございません」と回答した。降板後、節目などで同番組に出演する可能性については、「現時点では分かりかねます」とした。

14日に配信されたニュースサイト「NEWSポストセブン」で、たけし自身が年度末での降板を明言している。同局との話し合いの結果、区切りを付けることとしたこと、先月27日放送の同番組が日本シリーズ中継延長のため、深夜に始まったことで、体の負担を感じたことなどがつづられている。

たけしをめぐっては最近、芸能関係者らの間で体調を崩したとのうわさが出回り、11日放送の同番組でたけし本人が完全否定したばかり。同事務所は体調についても、日刊スポーツの取材に「おかげさまで問題ございません」と改めてコメントした。

また「-ポストセブン」でたけしは今後、創作活動に注力したい旨をコメントしている。同事務所は日刊スポーツに対し「主として映画や小説、絵画などです」と具体的に明かした。

同番組は、08年10月にスタート。同局安住紳一郎アナウンサー(48)とのコンビが人気の長寿番組だ。

現在、たけしは他に、日本テレビ系「世界まる見え!テレビ特捜部」(月曜午後8時)や、テレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)、フジテレビ系「奇跡体験!アンビリバボー」(木曜午後8時)などにレギュラー出演している。