大みそか、「第72回NHK紅白歌合戦」(午後7時30分)が始まった。

白組のトリは福山雅治(52)。大トリは2年連続で紅組MISIA(43)で、「明日へ 2021」を歌唱。

第72回NHK紅白歌合戦は紅組優勝となった(撮影・河田真司)
第72回NHK紅白歌合戦は紅組優勝となった(撮影・河田真司)

【紅白歌合戦】松平健がスケボーに乗って登場!マツケンサンバ/前半詳細


<後半>

第72回紅白歌合戦の出場歌手と曲順
第72回紅白歌合戦の出場歌手と曲順

◆~カラフル特別企画~ 明日への勇気をくれる歌 東京都交響楽団LiSA高橋洋子

【紅白歌合戦】エヴァ予告風で前半戦締め「後半戦もサービスサービスゥ!」

【紅白歌合戦】大泉洋、葛城ミサト&綾波レイに促され渋々?エヴァに搭乗

【紅白歌合戦】特別企画で「ドラクエ」すぎやまこういちさんの功績など紹介

【紅白歌合戦】「音楽すぎやまこういち」司会やセットもドラクエ風に変身

21:15 初出場の高橋洋子は、テレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌「残酷な天使のテーゼ」を披露した。 歌唱前には碇シンジ、葛城ミサト、綾波レイら主要キャラクターが声で勢揃い。会場となった東京国際フォーラムが敵の使徒に攻められる、という設定でストーリーが進み、ミサトの声で「大泉、あなたがエヴァに乗りなさい」などと大泉がエヴァンゲリオンに乗る展開となった。 「大泉、嫌なことから逃げているの?」(綾波)などと攻められつつ、最終的にはシンジが「大泉さんと一緒に乗ります!」と宣言。寸劇を終えた大泉は「あの小芝居、怒られないの?」と心配の表情だった。

「残酷な天使のテーゼ」を披露する高橋洋子(撮影・河田真司)
「残酷な天使のテーゼ」を披露する高橋洋子(撮影・河田真司)
「炎」を披露するLiSA(撮影・河田真司)
「炎」を披露するLiSA(撮影・河田真司)

[20]AI(4)

「アルデバラン」

【紅白歌合戦】上白石萌音が涙「本当に幸せ」AIの「カムカム-」主題歌に

21:15

「アルデバラン」を披露するAI(撮影・河田真司)
「アルデバラン」を披露するAI(撮影・河田真司)
AI(右端)の歌声に耳を傾ける、左から和久田麻由子アナウンサー、川口春奈、大泉洋、上白石萌音(撮影・河田真司)
AI(右端)の歌声に耳を傾ける、左から和久田麻由子アナウンサー、川口春奈、大泉洋、上白石萌音(撮影・河田真司)

[21]関ジャニ∞(10)

「Re:LIVE」

【紅白歌合戦】10年連続の関ジャ二「ともに笑って!」呼応するペンライト

21:20 10年連続出場の関ジャニ∞は「Re:LIVE」を披露した。カラフルな衣装で、安田章大(37)が「後半戦も、ともに笑っていきましょう!」と叫ぶと、観客はペンライトで応じた。リハーサルで、悲願の司会に今年も選出されなかったことについて「自分の中ではあと1歩のところでした。朝ドラと大河に出ていない自分のキャリアの至らなさ」と敗因を分析していた村上信五(39)は、本番ではコメントの場面はなかった。


[22]BiSH(初)

「プロミスザスター」

【紅白歌合戦】初出場BiSH、かけ声「ち○ぽ!」は披露せず夢舞台で躍動

21:25 初出場の女性6人組グループ、BiSHは、「プロミスザスター」を披露した。セントチヒロ・チッチは「去年初めてNHKホールでライブをさせていただいたんですけど、その時に、紅白にでられなかったのが悔しくて、絶対ここに戻ってくるって約束してきたんですよ」と明かした。今回は、NHKホールが改修工事のため、会場が東京国際フォーラムに変更となり、「国際フォーラムでした…」と苦笑い。司会の大泉洋(48)から「でも間違いなくここは紅白のステージだから」とフォローされた。セントチヒロ・チッチは「(紅白出場は)私たちも夢ですし、BiSHチーム、清掃員ファンのみなさんの夢でもあるので、今日は夢をいっぱい届けようと思います!」と宣言し、力強いパフォーマンスをみせた。

「プロミスザスター」を披露するBiSH(撮影・河田真司)
「プロミスザスター」を披露するBiSH(撮影・河田真司)

[23]三山ひろし(7)

「浮世傘~第5回 けん玉世界記録への道~」

【紅白歌合戦】三山ひろし「けん玉チャレンジ」ギネス新記録126人

21:30 三山ひろし(41)による5度目のギネス記録挑戦は、126人で新記録を達成した。2年連続3度目の成功となった。 20年の「けん玉チャレンジ」では125人をクリアし、ギネス世界記録を更新。今回は10年ぶりの紅白出演となった鈴木福や、ぺこぱ松蔭寺太勇、DJ KOO、ムックらが挑戦。三山は「やりましたー!」と何度もカメラにピースした。


[24]平井大(初)

「Stand by me, Stand by you.」

21:35

「Stand by me,Stand by you.」を披露する平井大(撮影・河田真司)
「Stand by me,Stand by you.」を披露する平井大(撮影・河田真司)

◆特別企画 ケツメイシ

「ライフイズビューティフル」

【紅白歌合戦】ケツメイシ大ファン川口春奈「何度も背中を押していただき」

21:40 今年デビュー20周年を迎えたケツメイシが「ライフイズビューティフル」を歌唱した。特別企画で初出場。また、ケツメイシにとってはメジャーデビュー以来、初めてのNHKテレビ出演。 この日が4人そろって今年初めてのステージだったといい、Ryoは「仕事始めが仕事終わりになりました。来年は皆さんに当たり前の日常が訪れますように」と笑いながら呼びかけた。 司会者を務めた川口春奈(26)とNHKの和久田麻由子アナウンサー(33)はケツメイシの大ファンだという。和久田アナは「大好きです! 中学高校時代は毎日CDを聞いていました。本当に青春ですよね」。 川口は「泣いたり悩んだりする君だからこそ美しいから」という歌詞に「ぐっとくる。何度も背中を推していただきました。1番好きな曲なんです」と大ファンぶりをのぞかせた。

「ライフイズビューティフル」を披露するケツメイシ(撮影・河田真司)
「ライフイズビューティフル」を披露するケツメイシ(撮影・河田真司)

[25]Perfume(14)

「ポリゴンウェイヴ」

【紅白歌合戦】Perfume登場に清原果耶「芸能界入りしたきっかけ」

21:45 14回目の3人組女性グループ、Perfumeは「ポリゴンウェイヴ」を披露。ゲスト審査員の清原果耶(19)は、幼い頃から同グループの大ファン。芸能界入りのきっかけにもなり、同じ事務所の「アミューズ」にオーディションで入所。歌唱前には「芸能界入りしたきっかけがPerfumeさんで、今日聞けるのがすごい楽しみです」と、笑顔で話した。


[26]millennium parade × Belle (中村佳穂)(初)

「U」

21:50

「U」を披露するmillennium parade×Belle(中村佳穂)(撮影・河田真司)
「U」を披露するmillennium parade×Belle(中村佳穂)(撮影・河田真司)

[27]宮本浩次(2)

「夜明けのうた」

21:50


[28]乃木坂46(7)

「きっかけ」

【紅白歌合戦】生田絵梨花がラストステージに涙「これからも乃木坂46を」

21:55 7年連続7回目出場の乃木坂46は「きっかけ」を披露した。歌唱前、この日をもってグループから卒業する生田絵梨花(24)は「10年乃木坂として生活していて、このステージを終えて年が明けたら乃木坂ではなくなるんだと想像するだけでもすごく寂しいんですど、関わってくださった全ての皆さまに感謝を込めて、メンバーの一員としてできることを全うしたいです」と意気込んだ。 生田のピアノ演奏で1期生6人が歌い出し、2期生、3期生、4期生が次々と登場。4期生遠藤さくら(20)をセンターに、1期生の齋藤飛鳥(23)3期生の山下美月(22)らが脇を固めるフォーメーションで、全員で合唱した。ピアノを演奏しながら歌っていた生田は、途中から涙で目を潤ませた。 パフォーマンスを終え「ありがとうございました!」と頭を下げ、「10年間応援してくださって、ありがとうございました! これからも、乃木坂46をよろしくお願いします」と涙しながら締めくくった。

「きっかけ」を披露する乃木坂46。手前中央は生田絵梨花(撮影・河田真司)
「きっかけ」を披露する乃木坂46。手前中央は生田絵梨花(撮影・河田真司)
「きっかけ」でピアノ演奏を披露する乃木坂46の生田絵梨花(撮影・河田真司)
「きっかけ」でピアノ演奏を披露する乃木坂46の生田絵梨花(撮影・河田真司)
涙をこらえる乃木坂46生田絵梨花(撮影・河田真司)
涙をこらえる乃木坂46生田絵梨花(撮影・河田真司)
曲が終わり涙を拭う乃木坂46の生田絵梨花(撮影・河田真司)
曲が終わり涙を拭う乃木坂46の生田絵梨花(撮影・河田真司)

◆~カラフル特別企画~ 細川たかし

「「望郷じょんから」「北酒場」

22:00

細川たかし(中央右)と一緒に歌う大泉洋(中央左)。左は和久田麻由子アナウンサー、右は川口春奈(撮影・河田真司)
細川たかし(中央右)と一緒に歌う大泉洋(中央左)。左は和久田麻由子アナウンサー、右は川口春奈(撮影・河田真司)

[29]坂本冬美(33)

「夜桜お七」

22:05


[30]藤井風(初)

「きらり」

【紅白歌合戦】藤井風TV初歌唱「来ちゃいました」サプライズ演出で会場に

22:10 シンガー・ソングライター藤井風(24)が、紅白の舞台でテレビ初歌唱した。 岡山の実家での収録で「きらり」を披露すると、映像が会場に切り替わり、国際フォーラムのステージにサプライズで登場した。審査員の清原果耶や石川佳純をはじめ、司会の大泉洋や川口春奈までも「え?」と驚く中、「燃えよ」をピアノの弾き語りで披露した。 藤井は「すいません、来ちゃいました。会いたくて」。川口が「かっこいい!」というと「よう言いますわ!」と照れ隠し。大泉は「やっぱり岡山なまりだ! ここにいらっしゃってたの?」と問われると、藤井もさらに照れて「頑張ります。ありがとう」とステージを後にした。

ステージで歌う藤井風(撮影・河田真司)
ステージで歌う藤井風(撮影・河田真司)

[31]YOASOBI(2)

「群青」

【紅白歌合戦】YOASOBI「群青」を披露 大合唱に大泉洋も大感激

22:15 コンポーザーのAyase(27)、ボーカルのikura(21)からなる「小説を音楽にするユニット」YOASOBIは、2年連続出場で「群青」を披露した。国際フォーラム内で、ikuraがエスカレーターを降りる-。そこにはオーケストラ、約30人のダンサー、Ayaseが。同曲の最後を、大合唱で届けた。司会を務めた大泉洋(48)は「紅白らしい演出だった!」と、大感激した。


[32]鈴木雅之(4)

「め組のひと 2021紅白ver.」

【紅白歌合戦】鈴木雅之が大腸がんの闘病から復活した桑野信義の肩を抱く

22:20 4回目の出場となる鈴木雅之(65)は、「め組のひと 2021紅白ver.」を「ラッツ&スター」のメンバー桑野信義(64)、佐藤善雄(65)と歌唱した。 大腸がんの闘病から復活した桑野は、少しほっそりしたシルエットに、サングラスにキャップ姿でひげをたくわえ登場。曲紹介時にトランペットを持ち笑顔を見せて元気に演奏し、おなじみの振り付けもこなした。鈴木から肩を抱かれる場面もあった。

桑野信義(右)の肩に手をまわす鈴木雅之(撮影・河田真司)
桑野信義(右)の肩に手をまわす鈴木雅之(撮影・河田真司)

[33]ゆず(12)

「虹」

22:25

「虹」を披露するゆずの北川悠仁(左)と岩沢厚治(撮影・河田真司)
「虹」を披露するゆずの北川悠仁(左)と岩沢厚治(撮影・河田真司)

[34]星野源(7)

「不思議」

【紅白歌合戦】星野源きらり輝く薬指、あらためて新垣結衣との結婚を生報告

22:30 7回目の出場となった星野源(40)は「今年は音楽の一年にしたいと思っていて、いろんな曲をリリースさせていただきました。あとは、私事ではありますが、結婚を致しまして、いろんなことがあった怒涛の一年でした」とあらためて新垣結衣(33)との結婚を生報告。歓声に対し「ありがとうございます、ありがとうございます」とあいさつし「不思議」を披露。歌唱の際に時折振り上げる左手の薬指には指輪が輝いていた。


[35]あいみょん(3)

「愛を知るまでは」

22:35

「愛を知るまでは」を披露するあいみょん(撮影・河田真司)
「愛を知るまでは」を披露するあいみょん(撮影・河田真司)

[36]BUMP OF CHICKEN(2)

「なないろ」

22:40 ロックバンド、BUMP OF CHICKENは連続テレビ小説「おかえりモネ」の主題歌「なないろ」と代表曲「天体観測」を披露した。 審査員を務める清原果耶(19)坂口健太郎(30)もステージに上がり、コメントした。清原は「『おかえりモネ』という作品が決まった時、東北や宮城の皆さんの勇気や力になればと思っていた。紅白の舞台に立たせていただいたのは、ひとえに皆さんのおかげです」。 同バンドが「天体観測」の歌唱後は、「おかえりモネ」で吹奏楽部の幼なじみメンバーを演じたKing&Prince永瀬廉(22)蒔田彩珠(19)恒松祐里(23)前田航基(23)高田彪我(20)らが登場する新撮映像が流れた。 白いジャケット姿の清原演じる百音を中心に、楽器を手にしたみんなが輪になって演奏する内容だった。


◆特別企画 さだまさし

「「道化師のソネット」

22:50


[37]東京事変(2)

「緑酒」

22:55

「緑酒」を披露する東京事変の椎名林檎(撮影・河田真司)
「緑酒」を披露する東京事変の椎名林檎(撮影・河田真司)
大量の紙吹雪の中で「緑酒」を披露する東京事変(撮影・河田真司)
大量の紙吹雪の中で「緑酒」を披露する東京事変(撮影・河田真司)

[38]薬師丸ひろ子(2)

「Woman“Wの悲劇”より」

23:00

熱唱する薬師丸ひろ子(C)NHK
熱唱する薬師丸ひろ子(C)NHK

[39]石川さゆり(44)

「津軽海峡・冬景色」

【紅白歌合戦】石川さゆり年末風物詩「津軽海峡」熱唱 大泉洋「ブラボー」

23:05 紅組歌手で最多44回出場の石川さゆり(63)が、昨年発売したアルバム「粋~Iki~」に収録されているラッパーのKREVAとギタリストのMIYAVIとのコラボ曲「火事と喧嘩は江戸の華」に続けて、「津軽海峡・冬景色」を披露した。 ノリのいい「火事と-」に続いて、近年の紅白で「天城越え」との交互歌唱が続き、すっかり年末の風物詩となった「津軽海峡-」を、「時代を超えて愛され続ける曲」というテロップの中、大胆な墨絵をバックに熱唱。雪のような紙吹雪の舞う中で歌い終えると、司会の大泉洋が「ブラボー」と絶叫し、石川は手をあげて満面の笑みで応えた。

「火事と喧嘩は江戸の華」を披露する、左からKREVA、石川さゆり、MIYAVI(撮影・河田真司)
「火事と喧嘩は江戸の華」を披露する、左からKREVA、石川さゆり、MIYAVI(撮影・河田真司)

[40]氷川きよし(22)

「歌は我が命」

【紅白歌合戦】氷川きよし「少しずつお仕事でも自分を出せるように」

23:10 22回目の出場となる、歌手氷川きよし(44)は、美空ひばりさんの「歌はわが命」を歌唱。歌唱前には、今年1年を「少しずつお仕事でも自分を出せるようになってきて、充実した1年でした」と振り返った。そして「自分の歌手人生と重ね合わせながら歌わせていただきたいです」と力を込めた。

「歌は我が命」を披露する氷川きよし(撮影・河田真司)
「歌は我が命」を披露する氷川きよし(撮影・河田真司)
「歌は我が命」を披露する氷川きよし(撮影・河田真司)
「歌は我が命」を披露する氷川きよし(撮影・河田真司)

[41]布袋寅泰(初)

「さらば青春の光 <紅白SP>」

23:15


[42]福山雅治(14)

「道標 ~紅白2021ver.~」

23:15 14回目の出場となる福山雅治は、白組のトリで「道標~紅白2021ver.~」を披露。歌唱前に「亡くなった僕の祖母のことを歌った歌なんですけども、いまここで立たせていただいて、歌わせていただけるということは、ぼくの両親、祖父母、そしてご先祖の皆様から受け継いだ命のリレーのバトンを渡してもらえたからだと思っています」。 そして「生きている意味、生かされている意味を、命の役割として、音楽をやらせてもらえていることだとするならば、その感謝を込めて命をつないでくれた皆様に、お届けしたいと思っています」と話した。 その後、司会の大泉洋(48)は「この歌を聴く度に、私は祖父を思い出します。生きている間にもっといろいろしてあげたかったと。どうかみなさんも、今だけは自分の大切な人を思いながら聴いて下さい」とつないだ。歌唱が終わると「ブラボー!」と叫び、「ダメだ、感動した!」と語った。

白組のトリを務めた福山雅治(撮影・河田真司)
白組のトリを務めた福山雅治(撮影・河田真司)

[43]MISIA(6)

「明日へ 2021」

23:30 昨年に引き続き大トリを務めたMISIA(43)は「明日へ 2021」を披露。 柔らかいピンク色の華やかなドレス姿で登場し、のびやかに歌唱した。 続けて、藤井風(24)が手掛けた楽曲「Higher Love」を藤井の伴奏とともに一緒に歌唱した。 歌唱終盤にはカラフルな紙吹雪が舞い、圧巻のステージを作り上げた。 司会者の大泉洋(48)からは「ブラボー!!」との声が。会場全体が拍手に包まれた。

熱唱するMISIA(撮影・河田真司)
熱唱するMISIA(撮影・河田真司)
「明日へ2021」を披露するMISIA(撮影・河田真司)
「明日へ2021」を披露するMISIA(撮影・河田真司)